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2本のエレガントな監督作品を見れば分かるとおり、ソフィア・コッポラは才能豊かな映画監督であり、人間の内面を見通す鋭い目を持っている。おまけに、彼女は耳もいい。東京を舞台に、行き場を失った2人のアメリカ人が年齢差を超えて親密になっていくというストーリーの『ロスト・イン・トランスレーション』では、時差ボケも吹っ飛ぶような素晴らしい音楽を聴くことができる。
コッポラが用意したのは、まさにこの映画にぴったりなマイ・ブラッディ・ヴァレンタインの「Sometimes」や、ジーザス&メリー・チェインの刺々しい「Just Like Honey」を始めとする、一連のシューゲイザー・ポップ。これらの音楽は、ビル・マーレイ演じる中年の危機を迎えた映画スターと、スカーレット・ヨハンソン演じる孤独感を抱えた20代の女性のモヤモヤした頭の中を表現する。また、彼らの異国での冒険をしっかりと温かく包み込む役割も果たしている。コッポラは、プロデューサーのブライアン・レイツェルと手を組んで、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのケヴィン・シールズに何曲かスコアを書かせた。シールズが提供したトラックは、ドリーミーで雰囲気たっぷりなインディー・ロック風の仕上がりで、混とんとしていながらスタイリッシュでもある。
うれしいことに、日本の笑える曲も登場。1970年代初めのバンド、はっぴいえんどによるアメリカ製フォーク・ロックの奇怪なパロディーである。また、シークレット・トラックとして、ロキシー・ミュージックの「More Than This」のマーレイによるカラオケ・バージョンが入っている。劇中でマーレイが披露した眠そうな歌声が、そのまま収録されているのだ。(Marc Weidenbaum, Amazon.co.uk)
The soundtrack to Sofia Coppola's Lost In Translation features exclusive music from Kevin Shields (of My Bloody Valentine) and Air -- plus classic tracks from the Jesus & Mary Chain, Death In Vegas, My Bloody Valentine and Squarepusher.
オススメ度 4.5点
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