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KELTY定番のDAYPACKは1970年代に発売された当時の形をそのまま再現しつつ、使いやすく改良を加えた、まさにデイパックの歴史と言っても過言ではないバッグです。
このKID'S DAYPACKは機能やデザインはそのままに、容量を小さくしたモデルで、子供~女性まで使える大きさになっています。
1番の特徴はその見た目。レトロ感溢れるその見た目は、通称ティアドロップ型と呼ばれる三角形の形をしているためです。
KELTYのDAYPACKは上部のマチが薄く、底部のマチが厚いため、横から見ても三角形に見えるので、よりその形が際立ちます。
そのおかげで、パンパンに荷物を入れても、それを感じさせない美しいフォルムが人気です。
生地はインビスタ社製の500D(デニール)コーデュラナイロンを使用。
ナイロンは引き裂き強度・耐摩耗性に優れている生地で、ポリエステルに比べ柔らかい触り心地が特徴です。
また、ナイロンそのものの撥水性に加え、裏側にポリウレタンコーティングを施してあるので、完全にとは言えませんが水の侵入を防いでくれます。
よく「開けにくい」と言われている、ファスナーの上に付いている生地はファスナーの隙間から雨の侵入を防ぐための雨蓋です。
ファスナーは世界中から高い評価を受けているYKK製の別注の物を使用しており開閉がとてもスムーズです。
ショルダーハーネスには10mmのEVAが入っています。
EVAとはエチレン酢酸ビニル共重合樹脂という耐衝撃性、弾力性、柔軟性、耐久性に優れる素材で肩への負担を大幅に軽減してくれます。
装飾品と呼べるものが少ないのも特徴の1つです。
表面にはバックではもうお馴染みとなった、通称「ブタバナ」と呼ばれるピッケルホルダーとKLETYのロゴマークが付いているのみの老若男女を問わないシンプルな見た目です。
収納は大きく分けて2つあります。
メインの収納にはキーチェーン付きのオーガナイザーが付いています。
デイパックは大きな収納があるがゆえに、こまごまと物を収納できないのが悩みどころですが、このオーガナイザーを使えば、整理整頓できて、使いやすさがグンとあがります。
収納にはコーデュラナイロンだけではなく、生地の裏が見えないように210Dポリエステルの裏地が付いています。
肌触りがいいだけではなく、万が一PUコーティングが劣化しても使えるようになっています。
KELTYの歴史は、そのままバックパックの変遷と言える。
大型であれ小型であれ現在のバックパックの機構には、ウエストベルトが装備され、背部をテンションさせるなど幾つかの共通点がある。
この基本概念は、50年以上前、ディック・ケルティの「発明」による。
KELTYブランドは1952年、南カリフォルニアのディック・ケルティの自宅で、500ドルの借金と共にスタートした。
ケルティはガレージで、溶接機を片手にアルミフレームと格闘し、妻のニーナは台所でミシンをかけ続けていた。
自身が熱狂的なアウトドアマンであるケルティは、自分が納得できない製品に妥協することなく、作っては改良を加える日々が流れた。
しかし転機はまもなく訪れた。カタログに掲載した前代未聞のモノ、アルミ製フレーム+分割されたナイロンのコンパートメントに、全米の若者達の目が惹かれた。
ここからバックパッカーという新たな文化が誕生し、KELTYのロゴを背負うことがステータスとなっていった。
その完成度と機能性の高さは、プロのクライマー達の注目を集め始め1963年のF.UnsoeldとF.Hornbeinによるエベレストへの初登頂、1966年ナショナル・ジオグラフィック南極大陸遠征、1975年K2、1982年Cholatseへの初登頂、そして1983年7大陸最高峰遠征…米国の歴史的偉業の多くはKELTYと共に達成されてきた。
1970年、メキシコ国境からカナダ国境までのアメリカ西海岸を南北に縦走する4,240Kmの米国の長距離自然歩道、パシフィック・クレスト・トレイル(PCT)を1シーズン以内に全行程を歩ききるスルーハイキングの最初の成功者、Eric Ryback(当時18才)のバックパックもKELTYだった。
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